人間の病院では、セカンドオピニオンを希望される方も少なくありません。様々なメリットがあるため、試してみたいという方も多いでしょう。同じことはペット診療にもいえます。
ここでは、動物病院で受けるセカンドオピニオンについてご紹介いたします。日曜日・祝日にも診療や外科手術の予約ができる動物病院をお探しの方は、ぜひご覧ください。
目次
セカンドオピニオンはご存じですか?かかりつけ医以外の医師に意見を求めるセカンドオピニオンは、ペットの世界でも広がりをみせています。
ここでは、セカンドオピニオンの基本とよくある誤解についてご紹介いたします。現在の診療方針に不安をお持ちの方、他の医師の意見を知りたいという方はぜひご覧ください。
病院で診療を受けていると、「このままの治療方法で大丈夫?」「外科手術は本当に必要?」などと不安になることもあるでしょう。そういう時こそ、セカンドオピニオンがおすすめです。
セカンドオピニオンとは、かかりつけ医や担当医以外の医師に、診断や治療方針についての意見を求めることです。より専門的な知識を有する医師に意見を求めたい場合などによく利用されます。セカンドオピニオンは、かかりつけ医や担当医はそのままに第二の意見を求めるものなので、病院をはしごする、転院をするというものとは異なります。
人は症状を自身で語ることができ、自分で病院を選ぶことができます。「胃の調子が悪い」「歯が痛い」など、自ら受診する科を絞り込むことも可能です。ですが、ワンちゃん・ネコちゃんの場合はそうはいきません。まず、自ら体調の悪さを訴えることはできないため、態度に出るか症状が現れるまで飼い主さまに気づいてもらえません。
やっと動物病院に行けたとしても、獣医師は飼い主さまから間接的に話を聞くことになるため、すぐに症状が把握できないこともあります。様々な検査が行われて、ようやく原因に辿り着きますが、今度は治療方針を飼い主さまが選択することになります。
また、薬のみ、外科手術のみなど選択肢が少ない場合は、他の方法を考えてみたいと思われることもあるでしょう。ワンちゃん・ネコちゃんこそ、病気の診断や治療方針の決定には、複数の視点が必要になります。かかりつけ医や専門医など、多くの視点で診ることで診断の精度が上がり、選択肢も増え、ワンちゃん・ネコちゃんにとってベストの方法がとれることでしょう。
セカンドオピニオンを受けた方がよいと分かっていても、二の足を踏む方も少なくありません。その理由として、「先生を信頼してないと思われる」「義理を欠いているような感じがする」など、かかりつけ医に申し訳なく感じられるようです。
ですが、セカンドオピニオンはうしろめたいことではありません。中には、「セカンドオピニオンを受けたら、かかりつけ医が嫌な顔をする」と心配される方もいらっしゃいますが、それは誤解です。
そもそもセカンドオピニオンとは、転院することや医師を変えることではありません。主治医はそのままに、他の医師の意見を聞くものです。そのため、主治医の同意が基本であり、情報の共有も行われます。主治医の元でこれまで検査された内容、診療の状況や経過など、多くの情報が診療情報提供書によって共有されます。
主治医にセカンドオピニオンを希望すると機嫌を損ねるのではないか?という不安は不用です。特に外科手術に疑問や不安がある場合は、セカンドオピニオンをおすすめします。逆に、主治医からセカンドオピニオンをおすすめされることもあります。これは診断に自信がないのではなく、専門医や他の医師の意見を聞くことで飼い主さまが納得され、よりよい選択ができるようにするためです。「親身になってくれているかかりつけ医に申し訳ない」と考えるのではなく、ワンちゃん・ネコちゃんのことを第一に考え行動することをおすすめします。
芝公園動物病院では、日曜日・祝日も診療しております。当日予約も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。セカンドオピニオンにも対応し、高度画像診断のCTやMRIをすぐに提携施設で撮影することができるため、より確定的な診断や治療につなげることができます。
セカンドオピニオンを受けることで多くのメリットが得られますが、受ける際にはマナーも大切です。ここでは、セカンドオピニオンを予約する前に知っておきたいメリットや注意点についてご紹介いたします。日曜日も相談予約のできる病院をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。
ワンちゃん・ネコちゃんの治療にもセカンドオピニオンはおすすめです。ここではメリットの他、デメリットについてもご紹介しましょう。
かかりつけ医以外の医師から説明を受けることで、病気に関する理解が深められます。治療を受けていてもなかなか改善されない場合は、「誤診では?」と不安になることもあるでしょう。かかりつけ医と同意見なら自信をもって治療が進められ、また、新たな提案があれば治療方法の選択肢が増えます。
多くの飼い主さまが、まずは近所の動物病院に通われます。予防接種や健康診断で通う分には問題はなくても、治療をしてもなかなか治らない、難しい外科手術が必要、特殊な病気にかかったなどの場合はどうでしょうか?
かかりつけ医だけではなく、セカンドオピニオンを受けたいと思われることでしょう。セカンドオピニオンでは、かかりつけ医はそのままに、専門医の意見を聞くことができます。すぐに病院を変える、医者を変えるのではなく、まずはいろいろな意見や治療法を知ることで、ワンちゃん・ネコちゃんにとって最善の選択が可能になります。
医療は日進月歩で進化しています。医師によって知識も治療法もそれぞれですので、セカンドオピニオンは現在提供されている治療法以外を知る大切な手段です。
セカンドオピニオンは、まだまだ発展途上という側面もあります。そのため、医師によっては、セカンドオピニオンに対する理解が乏しいことも稀にあります。
また、他の医療機関を受診することになるため、その分費用は高くなります。芝公園動物病院は、専門的なセカンドオピ二オン(二次診療科)としてもご利用いただけます。日曜日の診療や外科手術、セカンドオピニオンの予約も可能ですので、お気軽にご相談ください。
セカンドオピニオンを希望する際は、以下の点に注意しましょう。
セカンドオピニオンを希望されるのは、難しい病気や手術という場合も多いです。まずはかかりつけ医の病気に関する説明を聞き、分からないところや疑問に思うことは必ず確認することをおすすめします。確認しても疑問や不安、他の選択肢を求める場合は、セカンドオピニオンを受けることを検討しましょう。
「セカンドオピニオンを受けたいとかかりつけ医に言いにくい」と思われるかもしれません。ですが、セカンドオピニオンを受けることは悪いことではありません。また、理解に乏しい医師も稀なので、内緒にはせず必ず伝えるようにしましょう。
そうすることで、これまでの検査結果や診療の経過など、検査結果のデータや紹介状が得られます。検査を重複して受ける必要がなければ、ワンちゃん・ネコちゃんの負担や費用も軽減されます。
いよいよセカンドオピニオンを受けるとなったら、検査結果のデータや紹介状、これまで飲んでいた薬や変化など、できるだけまとめておきましょう。また、相談したい内容についても具体的に書き出しておくとスムーズです。
かかりつけ医の方針に疑問があるとつい愚痴を言いたくなりますが、気分がよいものではないので控えましょう。それよりも、医師の意見や方針、考えられる治療法について話を聞きましょう。
病院を予約する際は、セカンドオピニオンを希望することを必ず伝えましょう。資料やデータが整っている場合などは、ワンちゃん・ネコちゃんを同伴する必要がない場合もあります。
芝公園動物病院では、日曜日・祝日も診療しております。完全予約制ですが、当日予約も可能ですので、ぜひお問い合わせください。
ペットこそセカンドオピニオンは重要です。様々な視点で診断することで、治療法の選択肢も広がることでしょう。分からないことや不安なことがある場合は、かかりつけ医に相談し、セカンドオピニオンを受けるとよいでしょう。芝公園動物病院では、セカンドオピニオンにも対応しております。日曜日・祝日も診療しており、当日予約も可能ですので、ぜひお問い合わせください。
院名 | 新橋&浜松町動物医療センター(芝公園動物病院) |
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住所 | 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目7−13 VISTA浜松町1F.2F |
TEL | 03-3434-1212 |
診療対象動物 | 犬・猫 |
診療時間 | 午前9:00~12:00 / 午後15:00~19:00 ※午後の最終受付は18時までです。 年中無休(夏季休暇、年末年始を除く) |
患者様ご来院エリア | 浜松町・新橋・芝公園・麻布 |
アクセス | JR浜松町駅から徒歩5分、都営地下鉄芝公園駅から徒歩5分、都営地下鉄大門駅から徒歩5分 |
URL | https://www.shibapark-ah.com/ |